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多面的機能支払交付金制度について

ページID:0001468 更新日:2025年2月19日更新 印刷ページ表示

1.多面的機能支払交付金制度の目的と概要

 農村地域の農業は、食料の安定供給とともに地域の経済を支えています。また、農用地は、持続性に優れた生産の場であり、国土、水源、自然環境の保全や景観の形成などの多面的機能を有しています。そしてその恩恵は、広く国民全体が受けています。
しかし、農村地域の過疎化や高齢化、混住化が進むことで、地域の共同活動に支えられていたこれらの多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。このため、農業と農村の多面的機能発揮のための地域共同活動を支援することで、地域資源の適切な保全管理を推進します。
この制度は、これらの活動により担い手農家の水路、農道等の地域資源の維持管理負担を軽減し、農地集積という構造改革を後押しすることを目的としています。

2.事業の内容と活動

(1) 農地維持支払交付金

  • 農道の路面維持や、水路の草刈や泥上げなどの地域資源の基礎的な保全活動
  • 体制の拡充や強化、保全管理構想の作成などの地域資源の適切な保全管理のための推進活動

(2) 資源向上支払交付金

  1. 地域資源の質的向上を図る共同活動
    • 水路、農道、ため池などの施設の軽微な補修
    • 植栽による景観形成、ビオトープづくりなどの農村環境保全活動
    • 防災減災力の強化、遊休農地の有効活用などの多面的機能の増進を図る活動
  2. 施設の長寿命化のための活動
    • 老朽化が進む水路等の補修や更新
    • 農道の補修や更新

3.事業の対象となる農用地、施設

  • 町が認定した事業計画に位置づけのある農用地及び道水路等の施設

4.認定農用地と対象農用地

  • 認定農用地とは対象農用地が共同活動を実施する農用地
  • 対象農用地とは交付金の算定が対象となる農用地

(1) 農地維持支払の活動区域内の対象農用地

  • 農業振興地域農用地区域内の農用地
  • 多面的機能の発揮の観点から、地方公共団体が必要と認める農用地

(2) 資源向上支払の活動区域内の対象農用地

  • 農業振興地域農用地区域内の農用地

5.交付単価

(単位:円/10a)

交付単価
  (1)農地維持支払 (2)資源向上支払(共同活動) (1)と(2)に取り組む場合 (3)資源向上支払(長寿命化) (1)、(2)及び(3)に取り組む場合
3,000​ 2,400​ 5,400​ 4,400​ 9,200​
2,000​ 1,440​ 3,440​ 2,000​ 5,080​
草地 250​ 240​ 490​ 400​ 830​

(注)1 農地・水保全管理支払(旧制度)の5年以上継続地区等は(2)の単価の75%となる。
(注)2 (2)の資源向上支払(地域の質的向上を図る活動)は、(1)の農地維持支払と併せて取り組むことが必要。
(注)3 (1)、(2)と併せて(3)の長寿命化のための活動に取り組む場合は、(2)の単価の75%となる。
(注)4 畑には樹園地を含む。

6.交付対象組織

  • 交付金を活用した取り組みを行う活動組織が交付対象

(1)農地維持支払交付金

  • 農業者のみで構成される活動組織
  • 農業者及び地域住民などで構成される活動組織

(2)資源向上支払

  • 農業者及び地域住民などで構成される活動組織

7.実施期間

  • 活動期間は5年間となります

8.田布施町農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画

 農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律(平成26年法律第78号)第8条第1項及び第7条第5項に基づき、田布施町農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画を制定しました。

9.関連リンク

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