本文
新しい特産作物『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』できました!
田布施をもっと活力ある町にするために、令和6年度から町内の若手農業者で新しい特産作物『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』の生産を開始しました。
このトウモロコシは粒が白く、とても甘いホワイトコーンです。今回『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』という商品名と商品に使われるロゴシールのデザインは、田布施農工高等学校の生物生産科の3年生に考えてもらいました。
今後、町内で生産されるホワイトコーンには、この商品名とロゴシールが使われる予定です。
プロジェクトの経緯について
田布施をもっと活力ある町にするために町内若手農業者で新たな特産作物を作ろうと、『田布施町特産作物創出プロジェクト協議会』が立ち上がりました。
この協議会で生まれた新たなプロジェクト『TABUSEべジ歴(REKI)』には、『田布施の人に手がけられ、田布施の土地で育った、田布施にしかない野菜を生み出し、田布施の新たな野菜の歴史を創りたい』という想いが込められています。
そうした想いを受け、田布施町の新たな野菜の歴史の1ページを刻む作物として、『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』が誕生しました。
活動報告
初のイベント出店『たぶせの秋 岸辺のステージ2024』
10月5日に開催された『たぶせの秋 岸辺のステージ2024』では、田布施町特産作物創出プロジェクト協議会として、初の出店を行いました。ブースではホワイトコーンの試食・販売、もぎ取り体験などを実施し、多くのお客さんで賑わいました。
店頭には生産者である農家の方々が立ち、来てくれたお客さんたちにホワイトコーンのおすすめの食べ方などをPRしていました。ホワイトコーンの特徴である、生で食べられることやその甘さを体験したお客さんからは驚きや喜びの声をたくさんいただき、大盛況のうちに終えることができました。
『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』完成 町長訪問及び報告会
10月16日には、プロジェクトの発起人である田布施町地域おこし協力隊の林憲一(はやしけんいち)さん、プロジェクト参加農家である農事組合法人小行司の松原将司(まつばらまさし)さん、葛岡・瓜迫農事組合法人の長峯岳(ながみねがく)さんが町長室を訪問し、プロジェクトの取組と『純白(ピュア)すぎるトウモロコシ』の完成を町長へ報告しました。
プロジェクトの今後について
令和6年度のプロジェクト参画農家によるホワイトコーンの生産は、生産面積が10aに対し、高温障害の影響もあり出荷量が約80kg程度になる見込みです。今後は栽培技術の向上や出荷量の増加を目指し、田布施町をホワイトコーンの県内有数の産地にしていけるよう、引き続き生産販売及びPRに力を入れていきたいとのことです。
このホワイトコーンは年間で2度栽培され、来年以降も7月と10月に、主に田布施町地域交流館にて販売される予定ですので、店頭で見かけた際にはぜひ一度手に取り、その甘さと新鮮さを味わってみてください。