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ゆめはな花壇が完成しました
田布施町地域交流館向かいに「ゆめはな花壇」が造られました。
花壇のデザインは田布施農工高等学校の都市緑地科が作成し、デザインの選考会を経て造られました。デコレーションケーキをイメージされた花壇には、大型のフォークが添えられており、設計は田布施農工高等学校の機械制御科が携わっています。また花壇に植えられた花苗は、田布施農工高等学校の生物生産科と田布施総合支援学校が育てた花苗が使用されています。
花植えの際には、田布施農工高等学校の生徒、田布施中学校の生徒、田布施西小学校の児童や地域の方々が参加され、花壇に花苗を植えました。
花壇の完成式典では、花壇をイメージしたデコレーションケーキを田布施農工高等学校の食品科学科が作り、花植えに参加していただいた方々に振る舞いました。
「ゆめはな花壇」の概要
花壇は、田布施農工高等学校の授業で設計・デザインされたもので、デコレーションケーキをイメージとしています。「大切な人の記念日や誕生日など、だれもが楽しめ、祝うことができる愛のある花壇となるように」といった願いが込められています。
その他にも、思わず写真を撮りたくなる「映えるデザイン」にすることを意識して造り、撮影された写真をSNSで拡散することで、田布施町をいろいろな人に知ってもらうことを狙いとし、「色とりどりの花が、田布施町の人々の癒しとなり、田布施町地域交流館を訪れる人に幸せを届けられる花壇」という想いも込められています。
「ゆめはな花壇」が完成するまで
花壇のデザインを決めるため、令和3年度、田布施農工高等学校都市緑地科2年生の授業でプレゼン大会を実施しました。
プレゼンは各班2、3人で10班に分かれて行われ、5分間の発表時間の中で、各班はデザインした花壇図面のテーマや特色、デザインに込められた想いを発表しました。
審査は、町長や町職員で構成された審査員6人により行われ、「完成度」、「実現性」、「独創性」、「地域性」、「管理性」の5つの項目で評価をしました。
プレゼン大会は「中間発表」と「最終発表」の2回実施し、最終発表でデコレーションケーキをイメージしたデザインが最優秀賞に選ばれ、そのデザインを基に花壇が設計されることになりました。
第1回プレゼン大会(中間発表)
令和3年11月30日(火曜日)
第2回プレゼン大会(最終発表)
令和4年2月18日(金曜日)
プレゼン大会での評価項目
- 完成度 出来栄えやクオリティの高さ(デザイン全体の評価)
- 実現性 実際に設計が可能な作りか
- 独創性 他にないデザインとなっているか
- 地域性 田布施町や地域の特性を活かしているか
- 管理性 管理が容易で安全な作りか
「ゆめはな花壇」は「山口ゆめ花博基金」を活用して造られました
この「ゆめはな花壇」は平成30年に開催された「山口ゆめ花博」で得られた、様々な成果を活かした市町の取組を支援することにより、県全体の活性化に繋げる「山口ゆめ花博基金」を活用して造られました。
(注)「山口ゆめ花博基金」については、下記の外部リンクより確認できます。
外部リンク
- ゆめはな開花プロジェクト「山口ゆめ花博基金」について<外部リンク>