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田布施町立小中学校施設の耐震診断結果について
田布施町立小中学校施設の耐震診断結果について
平成25年5月
田布施町教育委員会
1 耐震診断の結果
学校は、子どもたちの学習の場であるとともに、災害時には地域住民の避難場所になるなど、大切な役割を担っています。田布施町では地震防災対策特別措置法に基づき、建築基準法の改正(昭和56年6月)前の基準で建築された校舎等の耐震診断を平成21年度から実施しました。この耐震診断結果を町民の皆様と情報を共有し、小中学校施設等の耐震化をすすめていくために、耐震診断の結果をお知らせします。
学校名 | 施設名 | 建設年度 | 構造(注1) | Is値(注2~3) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
城南小学校 | 教室棟 教室棟 教室棟 管理特別教室棟 廊下脱靴室 屋内運動場 |
昭和46年度 昭和51年度 昭和53年度 昭和54年度 昭和54年度 昭和54年度 |
Rc Rc Rc Rc Rc S+Rc |
0.75 0.79 0.76 0.75 0.74 0.37 |
耐震補強済 |
田布施西小学校 | 特別教室棟 屋内運動場 |
昭和55年度 昭和37年度 |
Rc S |
0.50 0.43 |
耐震補強済 耐震補強済 |
麻里府小学校 | 管理普通特別教室棟 屋内運動場 |
昭和39年度 昭和53年度 |
Rc S |
0.47 0.38 |
耐震補強済 |
田布施中学校 | 体育用具倉庫 | 昭和39年度 | S | 0.69(第1次診断) |
注1 構造 S→鉄骨構造 Rc→鉄筋コンクリート構造 Cb→コンクリートブロック構造
注2 Is値とは
Is値は、耐震診断の結果、建物の粘り強さに形状や経年等を考慮して算出される構造耐震指標で、階別、軸方向別等あるが、その最小値を表記しています。
注3 Is値の目安
0.3未満 = 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が高い。
0.3以上0.7未満 = 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性がある。
0.7以上 = 大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が低い。
文部科学省では、補強後のIs値が概ね0.7を超えることとしています。
大規模な地震とは、震度6強から震度7程度の地震を想定しています。
2 今後の耐震化への取組み
平成26年度以降検討
麻里府小学校(管理普通特別教室棟)
上記の表には、既に耐震性能が確保されている次の建物は掲載していません。
昭和56年6月の建築基準法施行令改正以降の耐震基準で設計された建物