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令和7年度から田布施町内の全小・中学校でSWPBSを展開しています。
令和5年度・令和6年度に県の指定を受けた田布施西小学校をモデル校として、
町内の全小・中学校で進めています。
児童生徒の自己肯定感や自己有用感を育て、望ましい行動が増える環境づくりに力を入れています。
SWPBS(学校規模ポジティブ行動支援)とは、子どものポジティブな行動(望ましい行動)をポジティブな方法(促す、教える、価値づける)で増やすための科学的なアプローチであるポジティブ行動支援(PBS:Positive Behavior Support)を学校全体で組織的に行うものです。
(1) 望ましい行動を促す 子どもが何をすべきかわかるように具体的に示す
(2) 望ましい行動を教える 子どもが望ましい行動を確実に実行できるように丁寧に教える
(3) 望ましい行動を価値づける 子どもの望ましい行動に対して、肯定的なフィードバックを行う

特別支援教育の視点に立ち、学校全体で組織的に取り組んでいます。

インプット→アウトプット→フィードバックという
学びの最小単位(ラーンユニット)が授業の中で、できる限り多く成立するようにします。
また、学び方の選択肢(オプション)を設定したり、
目標行動ができるようになったかどうかをこまめに確認(チェック)したりすることで、
『誰一人取り残さない教育』をめざしています。
監修 : 山口大学教育学部 宮木 秀雄