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ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種

更新日:2023年7月7日

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

 HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。

お知らせ

令和5年4月より9価のHPVワクチンを公費で接種できるようになりました。

 令和5年4月から9価ワクチン(シルガード9)が定期接種に加わりました。接種を希望される人は、医療機関にご相談ください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症定期接種の積極的な勧奨再開及びキャッチアップ接種について

このワクチンは、平成25年6月より厚生労働省の通知に基づき、勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月の専門家の会議において、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認されました。接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、令和4年4月から他の定期接種と同様に個別の勧奨を再開しています。

また、接種機会を逃した平成9年度から平成17年度生まれの人を対象に、令和7年3月末を期限として、無料で接種できる「キャッチアップ接種」が決定されました。

 

ヒトパピローマウイルス感染症やそのワクチンに関する情報は、厚生労働省のホームページ(外部リンク)をご覧ください。

厚生労働省のホームページ(外部リンク)

 

関連リンク

HPVワクチンを自費で受けた人への接種費用の助成について(内部リンク)

 

定期接種

対象年齢

小学6年生~高校1年生相当の女子
(標準的な接種パターンは中学1年生の女子に3回接種)

ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防ワクチンの種類と接種パターン

下記の3種類のワクチンから1種類を選択してください。原則、同じ種類のワクチンを決められた回数接種します。ワクチンや年齢によって、接種回数や間隔が異なりますので、ご注意ください。

 

2価ワクチン(サーバリックス)
 
予防できるHPVの型 16型、18型(主に子宮頸がんの原因)
接種回数 3回
接種間隔

1回目の接種から1月後と6月後に接種

(注)この方法をとることができない場合

2回目接種は1回目接種から1月以上、3回目接種は1回目接種から5月以上、かつ2回目接種から2月半
以上の間隔をおいて接種

 

4価ワクチン(ガーダシル)
 

予防できるHPVの型

16型、18型(主に子宮頸がんの原因)
6型、11型(主に尖圭コンジローマの原因)
接種回数 3回
接種間隔

1回目の接種から2月後と6月後に接種

(注)この方法をとることができない場合

2回目接種は1回目接種から1月以上、3回目接種は2回目接種から3月以上の間隔をおいて接種

 

9価ワクチン(シルガード9)
 

予防できるHPVの型

16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型(主に子宮頸がんの原因)
6型、11型(主に尖圭コンジローマの原因)
接種回数

(1)1回目の接種を15歳までに受ける場合  2回

(2)1回目の接種を15歳になってから受ける場合 3回

接種間隔

(1)の場合 1回目の接種から6月後に接種

(注)この方法をとることができない場合

2回目接種は1回目接種から少なくとも5月以上の間隔をおいて接種

2回目接種を1回目接種から5月未満で行った場合、3回目接種が必要

 

(2)の場合 1回目の接種から2月後と6月後に接種

(注)この方法をとることができない場合

2回目接種は1回目接種から1月以上、3回目接種は2回目接種から3月以上の間隔をおいて接種

 

実施医療機関

県内の委託医療機関(予約が必要です)

料金

無料(対象年齢を過ぎると、個人負担となります。)

注意事項

説明書をよく読んで、必要性や副反応についてよく理解したうえで予防接種を受けましょう。
医療機関には、必ず母子手帳と予診票を持参してください。

 

 

キャッチアップ接種

ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人に対して公平は接種機会を確保する観点から、キャッチアップ接種を実施します。

 

対象者

平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性で、過去にHPVワクチンを合計3回受けていない人

接種可能な期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日

接種回数

3回(過去に接種している場合には、残りの回数)

費用

無料

予診票や説明書等の書類

接種を希望される人は、保健センターにお問い合わせください。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(外部リンク)

 

お問い合わせ

健康保険課 保健センター
電話番号:0820-52-4999
ファクス番号:0820-52-0001

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