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1市3町の法定合併協議会休止

登録日:2004年3月23日

柳井地域の市町合併協議についてのお知らせ


 田布施町を含む柳井地域の市町合併につきましては、新聞報道等ですでにご存知のように白紙になるという結果に至りました。
 柳井地域の1市3町は、平成15年6月21日に、法律に基づく「合併協議会」(法定協)を設置し協議を進めてまいりました。法定協設置後、平成16年1月13日開催の第7回協議会までに、協定項目41項目中20項目が確認されるところまで協議が順調に進んでいました。しかし、電算の予算計上時期に象徴される自治体間のスタンスの違いから、第8回以降の協議会を凍結するという事態に至りました。
 その後、平生町と柳井市・大畠町との間に、合併協議を巡る姿勢等から相互不信の状況が生じました。町は、その状況について、町議会及び合併協議会委員、さらに2月に開催した合併に関する住民説明会において町民の皆様にもご説明し、引き続き1市3町での合併を進める方針であることをお話しました。その後、田布施町は、これら関係3市町のいずれとも良好な信頼関係にあることから、町長、町議会議長を中心に、関係者間の信頼関係修復の仲介役として懸命に努力を重ねました。しかし、残念ながら最終的には修復に至らず、合併協議の正常化は難しい状況になりました。
 法定協は、構成自治体のうち1自治体でも協議参加を拒否した場合、協議会全体の機能が止まってしまいます。3月2日、平生町議会全員協議会協議の結果を踏まえた平生町長からの電算予算に係る最終回答に対して、柳井市・大畠町からその内容は平生町の信頼関係修復の努力としては評価できないとの見解が示されました。3月3日に1市3町の市長町長が協議しましたが、これ以上合併の協議を進めていくことは困難であるということになり、合併協議を白紙に戻すという結論に至りました。
 田布施町としては、国、地方自治体を通じた厳しい財政状況から、田布施町単独での町制維持は難しいと判断しています。そのため、新しい合併の枠組みを早急に決めて協議に入らないと、平成17年3月末日と定められた合併特例法の期限に間に合わないことになります。残された選択肢としては、平生町との2町合併か、柳井市・大畠町との1市2町の合併かのいずれかになりますが、住民説明会やアンケート等を行う時間的ゆとりがありません。この2つの枠組みについて、町議会及び合併協議会委員の意見を聞いて、いずれに参加するか早急に判断いたしたいと考えております。その結果については、決まり次第町民各位にお知らせすることとしますので、ご理解いただきますようお願いいたします。


平成16年3月10日

田布施町(企画財政課)

 

お問い合わせ

企画財政課
電話番号:0820-52-5803
ファクス番号:0820-53-0140

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